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2020.02.08

最高のパフォーマンスを出すための要素

最高のパフォーマンスを出すための要素

あなたは、中小企業の経営者として、業務全般にも気を配りながら、従業員にも目を配り、忙しい日々を送っていると思います。

そして、経営に関する悩みは絶えないと思います。そのような、あなたに少しでもお役に立てる情報を提供できればと思います。


最高のパフォーマンスを出すための要素

経営者としていつも考えているのは「社員の皆さんに如何により大きな成果を出してもらうか」ということではないかと思います。

では、どうすれば、大きな成果を上げることができるのでしょうか。
実は、成果・パフォーマンスとは、2つの要素の掛け合わせです。

即ち、「何を」「どんな気持ちで」

  • 「何を」は方法・手段です。
  • 「どんな気持ちで」は心です。

つまり、「正しいこと」であっても「嫌々」取組んでいては、パフォーマンスが上がらないことは想像に難くないと思います。
また、「やる気」があっても「正しくないこと」に取り組んでいては、思い通りの成果が上がらないことも想像に難くないと思います。

経営の神様である松下幸之助は「仕事の法則」として、以下を唱えています。

「仕事の知恵=知識×熱意(やる気)+経験」

また、京セラやKDDIを立ち上げ、JALを再生した稲盛和夫は「人生の方程式」として、以下を唱えています。

「人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力」

成果・パフォーマンスを上げるために、正しいことに取り組むことは前提として、いずれの著名な経営者共に、パフォーマンスに対する熱意・情熱・心の重要性を説いていました。

楽しめば、儲かる

では、「どんな気持ちで」はどのような状況が望ましいでしょうか。

それはやはり、目の前の仕事を「楽しむ」ことではないでしょうか。

ZOZOの元社長である前澤氏は「楽しめば、儲かる」と喝破しています。

私、個人的には、前澤氏の言動は賛同できない面は多々あるのですが、この言葉は、真理を付いているのではないかと思っています。

是非、社員が楽しく仕事ができるようになるためには、経営者として、社員にどのような環境が整えられるのか。

また、仕事が楽しいと思えるには、仕事を通じて自己実現することが出来ていることを実感できるからではないでしょうか。
是非、企業の経営理念と個人の自己実現の共通項を見出すことも大切にして頂ければと思います。

仕事の中に、やりがい、生きがいを見出すことができれば、きっと、楽しく仕事ができるようになると思います。

何故、自社の社員は思った成果を出せないのか?
どうしたら、成果を出してもらえるのか?

と頭を悩ませるよりも、

社員が楽しく仕事をするためには、経営者として何ができるのか?

という観点で社内を見渡してみてください。

きっと、急がば回れだと思います。

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